アルゴンUE4/UE5&アプリ開発日記

UE4/UE5の機能やプラグインを紹介します。初心者や中級者向けになってます!!

【UE4】VisualStudio2017でUE4を動かす(Windows)

今回紹介すること

  1. Visual Studio2017のダウンロード
  2. Githubのアカウントを連携しUE4のソースを取得
  3. エンジンをビルドする

今回はUnrealEngine4のソースコードをダウンロードしてVS(Visual Studio)2017でビルドする所を紹介します。

1.VisualStudio2017のダウンロード

※2019/7/13 追記 VisualStudio2017のインストール方法が変わっています。

下記リンクからVisualStudioをダウンロードします。

www.visualstudio.com

真ん中の選択から使いたいVisualStudioを選択して、

ダウンロードしていきます。(Community版で行いました。)

f:id:yoshikata1990:20190713174935p:plain

VisualStudioのダウンロード

「vs_community.exe」というのがダウンロードできるので、

こちらをインストール起動します。

f:id:yoshikata1990:20190713175509p:plain

Visualstudio2017の場所

現在は2019が最新となっているため、2017はVisualStudioInstallerから、

バージョンを選択してインストールするという流れになります。

あと、インストールの際に気をつける部分としては、

C++によるデスクトップ開発を選択してインストールしてください。

(VisualStudio2015のツールも必要かもしれないです・・・・)

f:id:yoshikata1990:20170430085803p:plain

インストールが完了したらVisualStudioの設定は完了です。

2.Githubのアカウントを連携しデータを取得

次にGithubと連携してソースをダウンロードしていきます。

UE4のアカウントにGithubのアカウントを設定します。

f:id:yoshikata1990:20170430164444p:plain

上記のところにアカウントを設定すると、EpicGamesから

organizationの招待が来るのでJoinを選択します。

f:id:yoshikata1990:20170430164803p:plain

 ここまで来たらEpicGamesのUnrealEngineのリポジトリからダウンロードします。

リポジトリを指定しない場合は最新の4.15.1になります。)

f:id:yoshikata1990:20170430170557p:plain

3.エンジンをビルドする。

zipからダウンロードしてきたら、C:に持ってきて解凍します。

解答が完了したら、batファイルを2つ起動します。

順番はSetup → GenerateProjectFilesの順番です。

f:id:yoshikata1990:20170430173036p:plain

Setup.batについては、時間がかかるので注意してください。

GenerateProjectFilesを起動するとUE4.slnが作成されます。

UE4.slnをダブルクリックして起動します。

起動時にプロジェクトの再ターゲットが聞かれますが、

こちらはキャンセルにします。

f:id:yoshikata1990:20170430183959p:plain

 VisualStudioが起動したらUE4のビルドを行います。

これも10分~40分ぐらいかかります。

スタートアップビルドはUE4(VisualStudio2015)になります。

f:id:yoshikata1990:20170430184803p:plain

成功すると正常終了します!!やったね!!

f:id:yoshikata1990:20170430184806p:plain

最後にデバッグしてエンジンの動作を確認出来れば完了です。

お疲れ様でした!!

f:id:yoshikata1990:20170430185215p:plain

【UE4】映像をレンダーテクスチャーで投影する方法

今回行ったこと

今回はカメラで投影された映像をTextureにして、

書き出す処理を作成してみました!

そのやり方とかを紹介してきます。

工夫すれば使い所があると思うので是非活用してみてください!

※ドキュメントやサンプルもちゃんとあります!!

実装の手順の紹介

1.SceneCapture2Dを配置して投影する映像を設定する。

2.TextureTargetを作成し、SceneCapture2Dに適応する。

3.TextureTargetからマテリアルを書き出す。

4.マテリアルを設定して壁などに合わせる。

以上の工程で勧めていきます。

カメラの映像を取得してマテリアルを作成する

まずはSceneCapture2Dのカメラを配置します

モードタブから『2D』で検索すると出てきます。

f:id:yoshikata1990:20170311144507p:plain

 次に描画ターゲットのファイルを作成してSceneCapture2Dに当てはめます。

描画ターゲットを新規作成するには、コンテンツのマテリアルから選択出来ます。

f:id:yoshikata1990:20170311164123p:plain

 描画ターゲットを作成したら、先程設定した『SceneCapture2D』の詳細に、『TextureTarget』に当てはめます。

f:id:yoshikata1990:20170311165515p:plain

当てはめると描画ターゲットの情報が更新されキャプチャーされるようになります。あとは描画ターゲットから新規マテリアルを生成して完了になります。

f:id:yoshikata1990:20170311170741p:plain

マテリアルを適応してみる。

今回は例としてジオメトリにテクスチャを適応して表示してみます。

見やすい感じで設定しておきます。

f:id:yoshikata1990:20170311173159p:plain

 マテリアルを適応すると同じ画面が何個も表示される形になるので、

サーフェスプロパティで、一枚で表示するようにします。

・適応前

f:id:yoshikata1990:20170311173853p:plain

・適応後

f:id:yoshikata1990:20170311174808p:plain

ここまで出来ればあとは動作を確認して完了です。

動きに合わせてレンダリングしてくれるのでだいぶ使い勝手がいいです。

f:id:yoshikata1990:20170311175357p:plain

少しわかりにくいですが動かしたものをtwitterであげておきました。

カスタマイズ例や使い所・注意点について

・マテリアルから改良することができる。

マテリアルエディタから編集ができるので便利( ・`д・´)

f:id:yoshikata1990:20170311180518p:plain

・投影してるカメラもブループリントで動かせる。

カメラのほうをブループリントから動作させたり出来るので便利(゚∀゚)

回転させたり移動させたりとか出来ます!!

 

説明はこれで以上になります。わかりにくいところがあればコメントお願いしますm(_ _)m