Daydream開発でつまずきまとめ
Daydreamの開発の中でつまずいた所と勘違いを紹介します。
第一弾でDaydreamの初期設定やボタンイベントについては、
下記リンクで紹介しています!
その1.StartCameraFadeが動作しない
そもそもStartCameraFadeが何かわからない人もいるかと思うので、
一応説明しておくと、簡単にFadeInやFadeOutを実装できるノードです。
ターゲットは必ず必要ですがこれだけで、画面全体にVR環境でも
画面にフェード処理を加えることができます。
しかしモバイル環境ではプロジェクトの設定により動作しないことがあります。
それは、MobileHDRがOFFの場合になります。
プロジェクト設定で「hdr」で検索して、チェックを入れてあげてください。
最初のプロジェクト作成の際にスケーラブルな3D・2Dを選択して作成すると、
自動的にMobileHDRがOFFになります。
スケーラブルな3D・2Dを選択するといろいろな設定がOFFになります。
MobileHDR以外にBloom(発光表現)やモーションブラーなどもOFFになるので注意が必要です。
その2.モーションコントローラーの角度とか位置とかどうとるの?
モーションコントローラーの角度などはGoogleVRMotionControllerの
コンポーネントがあるのでそこから取得するのかと思ったら、
コンポーネントが持つGetMotionControllerから取得します。
位置はGetWorldLocationで取得して、FowardVectorでモーションコントローラーの前方方向の向きをとってきてます。
その3.公式で用意されているlaserを使用したい。
公式が用意している下の線みたいなのがあります。
これはMotionControllerの機能ではないので説明しておきます。
コンポーネントでGoogleVRLaserVisualというものがあり、
これで一応の表示はできます。
ただ、Googleの公式・UE4の公式のどちらにも説明が全く無く、
モーションコントローラーにアタッチしても追従しないので、
注意が必要です。
モーションコントローラーに追従させる場合、
私は面倒臭いことが嫌いなので必要に応じてアタッチします。
今回はこんな感じです。
最後に・・・まだまだできるはず・・・
GoogleVR用の説明できていないコンポーネントはあるが、
今回はここまでです。特に最後のほうはどこに説明がないので、
UE4でDaydreamを開発する人はぜひ参考にしてみてください。