PostProcessで演出をよりきれいにする。
今回はポストプロセスの説明やマテリアルなどを紹介していきます。
スライドシェアで公開しているポストプロセスの紹介が、
とても分かりやすいので見て勉強するのがいいかなと思います!
公式サイトにもポストプロセスエフェクトの紹介が細かく書いてあるので、
こちらも確認してみるといいと思います!
ポストプロセスってなに?
ポストプロセスと言うのはレンダリングされた状態を元に行われる、
画像処理のことを指します。
UE4では様々なポストプロセスが用意されていて、
ポストプロセスを使ってよりリアリティのある表現にしたり、
表現をよりリアリティにしたりできます。
※説明に誤りがあったらコメントお願いします!
簡単なポストプロセスの紹介
ここからはそれぞれどのようなポストプロセスの設定が用意されているか、
機能別サンプルのポストプロセスサンプルを用いて説明していきます。
※ここで紹介しているのは一部です。
まずはフィルム(Film)から。
これは画面の色合いの調整などで使われることがあります。
白とびや黒つぶれなどの軽減とかに使ったりしてます。
こちらはBloom(ブルーム)になります。
発光現象を表現するポストプロセスになります。
ライトなどで自然な明るさなどを表現するときに使ったりします。
こちらは明暗の順応(AutoExposure)になります。
暗いところから明るいところへの光の取り込みの変化を表したり、
逆に暗いところから明るいところへの光の取り込みを表現します。
こちらはレンズフレア(LensFlares)になります。
カメラレンズの明るさの散乱をシミュレートして表現します。
太陽の日差しとか表現したりしてます。
モーションブラーをポストプロセスで表現できます。
高速で動いているものに残像が残るような感じで表現されます。
スクリーンパーセンテージという設定もあります。
低解像度にしてぼやけさせるという設定になります。
他にも被写体深度とかありますが、それは今後で紹介していきます。
ポストプロセスを設定してみる!
ここからはポストプロセスの設定を設定していきます。
今回は下記のマケプレでやってるのを使っています。
まずプロジェクトでポストプロセスがONになっているかを確認します。
続いてポストプロセスを適応するポストプロセスボリュームを、
レベル上に配置します。
配置が完了したら詳細でポストプロセスの設定をします。
今回は光ってる感じを出そうと思うのでBloomを使ってみます。
今回はstandardで設定しています。
設定パラメータについては下記です。
・Method:StandardとConvolution(畳みこみ)にするかの切り替え
・Intensity:ブルームが適応される強さです。光の強弱です。
・Threshold:ブルームに影響を与えるカラーの輝度を指定します。
-1にすると全ての色に適応されます。
もう少し細かい活用法はその2で説明をしていこうと思います!
ポストプロセスをブルームのアリとナシを比較したのは下記になります。
#UE4 のポストプロセスをいろいろ試してたけど、
— よしかた (@yoshikata_game) 2019年3月30日
Bloomで光沢感をポストプロセスで設定するだけでだいぶきれいになるな~(・∀・) pic.twitter.com/ffrKwyqUuC
最後に・・・
今回はポストプロセスがどういったもので、
どういったものかを少し説明させていただきました。
レベル的には超初心者レベルだと思うので、
もう少し細かい説明やポストプロセスマテリアルとの組み合わせなどは、
その2で説明していこうと思います。
ありがとうございました!!